妙心寺見物

世は3連休であったがなんやかんやで23日の朝となり、寺でも見に行くか、ということに。時間もあまりないので近場で済まそうということになり、東福寺、金戒光明寺、仁和寺、などの候補寺があがった末、仁和寺に決定。
 
決めた理由は特になく、仁和寺はだだっ広いので観光客であふれかえっているということはあるまい、というやや消極的な理由。
 
気軽に決めたせいか大体西の立命館大のへんだろう、という感じでバスに乗り、北大路通りを西へ向かう。
金閣寺のあたりはさすがに大勢の観光客で混んでいた。
 
薄々感じていたが乗るバスを間違えていて、千本通りのちょっとだけ遠いところで下車する。
それでは、と急遽目的地を妙心寺に変更。
 
妙心寺も仁和寺と同様広い敷地にいくつもの寺が集まっているのでゆったり見れそうである。千本通りから一条通りを西へ進む。北門から見るとこんな感じ。
 

 
門をくぐると広大な敷地の中にきちんと手入された寺が並んでいてなかなか気持ちよい。周辺が住宅地なので背の高い建物が視界に入ることもなく、当時もこんな感じだったのであろう、という気分になる。近所の人たちもぶらぶら散歩していてとてもよい感じ。

 
境内に入るのは無料だが、何時間かの間隔で500円でガイドの方が境内の法堂と浴室を案内してくれる。
 

 
法堂内の天井は狩野探幽による雲龍図。
 

 
法堂には妙心寺鐘があるのだが、現在名古屋で展示中とのこと。テープで鐘の音を聞く。
 
その後浴室へ。
 

 
明智光秀の菩提を弔うために創建したとのこと。創建当初はひっそりとしたものだったらしいが、なんだかんだでこのように立派なものになっている。昭和2年まで使用していたらしい。
 
玄関入って右に脱衣室、左が井戸水をためる水槽や湯を沸かす釜などがあり、中央にサウナ式の浴室、その前に洗い場、と内部は非常に明快な平面構成になっている。

浴室の扉は3枚あって、採光用、換気用、出入り口用となっている。浴室の中で僧は座禅を組んでいたとのこと。

脱衣室上がり口の小たたきの石と畳の組み合わせはなかなか趣がある。畳の反射が上がり口側の暗さを引き立て、浴室の脱衣室といえど修行の場といった重々しさがある。
 
 
 
浴室を出ると薪にするのか、若い僧侶がチェーンソーで古材を切りまくっている。
チェーンソーと僧侶、迫力の組み合わせ。
 
妙心寺は観光用の寺ではなく、僧侶や参拝者、近隣住民のいきいきとした日常が存在している(ように見える)。
思いのほか楽しい。
 
ふと思いつけばそれなりに観光が出来るところが京都に住んでいるお得なところ。
 
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