福岡・寺院 庫裏計画 ラフ続き 2021.01.15

昨年末福岡で1回目のプレゼンをして、まあ大体方向性は間違っていなかったわけなんだけれども、使い勝手やら構成やらで細かい部分の指摘があったり、敷地形状が多少変わるかもしれないということもあって、それは次回の建設委員会にて協議しましょうか・・ということになった。

なので・・またもやラフを詰めているんだけれども、前回のプレゼンから具体的な要望やら指摘が分かってきたので、もう少し細分のディテールであったり寸法なんかも細かく詰めてみる。

前回のプレゼンで指摘があったエントランスの風除室を追加したり、寺務室のレイアウトを考えたり、住居部分が東に延びたので収まるかどうか検討したり。

ある程度まとまったら、模型を作ってみる。

前回案の屋根形状も面白かったんだけれども、ちょっとこねくり回しているような感じがしたのと、採光や換気を確保するためにハイサイドやらを絡めて屋根形状を作っていくとホールの屋根もそれに付き合ってやたらと天井高が上がっていったので、ちょっとまずいかな、・・という気はしていたが、今回の屋根形状はまあ素直だし、厨房の換気や採光などの問題も素直にクリアできそうだ。

それで再度プランに落とし込んでみて、ラフの確認。

この庫裏は大きく分けるとホールを含む「会館部門」と住職が居住する「住居部門」の二つに分かれているんだけれども、会館部門は大体まとまってきた。住居部門はもう少しって感じ。

合わせてホールのイメージ模型も作ってどのように光が入るかも確認してみる。

ホール四周は開口部になっていて、終日、太陽光が入ることになる。お内仏の上部はトップライトになっていて、ここも終日輝いている予定なんだけれども、もう少し検討が必要。

今月末に建設委員会があるんだけれども、京都も福岡も緊急事態宣言が出ているのでどうしたものかというところ。