朝一で印刷屋さんに図面の青焼きをお願いして、詳細図面の作成。
詳細図面は基本的に2分の1で描くことにしている。これを描くことでさらにいろんなことが見えてくる。
これは尖っている屋根と内部に入り込んでくる部分の納まり詳細図面。
分からないかもしれないが要はこの部分を拡大したもの。
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ここの部分が詳細図面では
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・・とまあこうなる。
こういう図面でミリ単位で指示を出していく。
そんな細かいこと・・と思うかもしれないが隅々まで意思を込めたディテールの周囲に漂う空気は違うのだ。
印刷屋さんが青焼きを持ってきてくれたので、やっとこさ工務店に図面提出。
2月一杯ぐらいかけて見積もりを作成してもらう。
以前にも書いたが今回は相見積もりではなく、1社による特命である。
コストの正当性を検討するためや、競争させることでコストを下げさせる相見積もりは非常に有効な手段であるが、今回は予算が厳しいので、信頼できる工務店に特命で依頼して相談しながらコストを煮詰めていくほうが良いと判断した。
まあ色んな考え方があるだろうが、そうした。
それにしても、この「信頼できる」というのが非常に重要であり、なんとも難しいところでもある。
やろうと思えば設計事務所と工務店がつるんで価格を操作することも可能なわけであるから、クライアントとの信頼関係の構築は不可欠である。(まあ、相見積もりでも当然だが)
図面を見ながら工務店の人とあれやこれや。
帰ってからまた図面作業。少し日が長くなってきたように思う今日この頃。
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