福岡・庫裏計画 屋根構造検討 2021.08.26

8月も終わりに近づいてきた。福岡の庫裏と大阪の眼科の案件が並行して進んでいて、なかなか忙しい。

今月はお盆に入るころから雨の日が多くなって、コロナなんかもあったので「これは出かけることはできないな」という都合の良い言い訳もできたのでお盆は仕事に明け暮れていた。

福岡の庫裏もプランはあらかたまとまったのだが屋根構造含め全体の構造を固めていかなくてはならない。図面でラフには考えていたのだが、屋根の組み方、壁面の配置などを検討するために模型を作ってみる。

 

屋根全体でみると在来の素直な小屋組みだと思うのだが、そこに円錐形の屋根と広い空間を覆う大きな切妻の屋根がかぶさってくる。円錐形の屋根をどう作るかと、大屋根の小屋組みをどう見せるか、この二つが大きなポイントになる。模型を作って構造事務所と打合せを行い、大まかな方針も確認できたので今度はこれをもう一度断面や平面に放り込んで整理していくことになる。