昨日に引き続き枠廻り詳細図面の作成。
この図面は浴室のジャロジー窓の詳細図面。
既製のアルミサッシなのでどうってことないのだが、ここは内部の天井・屋根が外部にも連続してつながっていくため、外壁をふかす必要がある。それらを細かく指定してゆく。
また先日仕上げた食堂のアルミサッシの取り合い部分ともその外壁は連続するのでその図面を見ながら寸法を調整していく。
特に注意してほしいところはこのようにスケッチを書いたりして指示する。
アルミサッシの鴨居枠と屋根の水切り、アルミサッシと外壁の関係、フィックス窓と外部屋根の関係を描いた。
それが終ると今度は和室の開口部分。
外部テラスと連続しているがここも既製のアルミサッシなので本来ならどうということのない部分だが、押入れの引き戸とL字に連続しているのでここも抑えておく必要がある。
押入れの建具は天井一杯まであるので閉まっているときは壁のように見せたい。細かく指示を記入。
結構疲れたので最後は気楽な図面に取り掛かる。
洗面脱衣室のジャロジー窓。どことも連続しないので頭からっぽで描く。
ま、何てことない図面ですが、三方枠をやめてクロスで巻き込み、枠は窓台のみとしてコストを落としている。
最近枠をなくしたり巾木を省いたりしてすっきりさせた納まりがはやっているが、出来た当初はスカッとして格好よいが住み始めると手垢がついたり掃除機が当たったり、どうしても汚れや傷が目立ってしまう。
やはり巾木や枠にはきちんとした意味があるのだ。
しかしコストの問題もある。
よって窓台は最低限つけるとして、三方枠が付く部分のクロス下地は石膏ボードではなくベニヤにして強度を持たせている。
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