建て方・4日目 垂木の取り付け

ついに建て方も4日目に入った。こんな小さな家ではあるが、大工さんも4人がかりで入りっぱなしだ。

午後現場に到着すると隅木と登り梁に母屋は取り付けられていて、レッカー車は作業を終え、もう帰っていた。垂木の取り付けが始まる。

隅木と垂木は不思議な角度で取り合う。このような加工はプレカットでは無理なので大工さんが現場で手加工していく。加工する角度は一定だが長さが違うので結構手間である。この垂木の精度によって屋根面の仕上がりが違ってくる。木の癖などを見ながらの細かい作業が続く。

急勾配(17.6寸)の垂木が終わると今度は緩勾配、2寸の垂木の取り付け。垂木は45×120の米松材を455と364の2種類のピッチで入れていく。





この緩勾配の屋根はひさしの部分でさらに勾配を緩くして、軒天の板は水平に張ることになっている。その部分の垂木はまた加工しなければならない。ここはまた後日。

何かと複雑なので現場には以前作った軸組み模型が置かれていて、わからないことがあると、みんなでこの模型を見ながら協議を行う。軸組み模型があることで全員が組みあがりをイメージできる。

雨が降ったりやんだりなので作業の進みがよくないが、東側の垂木はあらかた取り付いた。模型や図面で確認していたイメージが原寸で現れる。今のところ思ったとおりにできている。

雨の降らない日はないので早く野地板を張ってルーフィングまで敷いてしまいたい。

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