気が付いたら12月になっていた。なにかと心騒ぐ師走になってしまった。
騒いでも仕方ないので粛々と現場は進めるのだけれど、基礎の補強も終わって型枠も解体して、
床下の工事が始まる。
・
・
床下の構成は通常、束-大引き-根太なのだが、今回は根太は省略して、大引きの上に24mmの
構造用合板を直接敷く。これによって多少の平面剛性も期待している。
・
ということで、まずは大工さんが床下の土台や大引きなどの水平を測り始める。
・
その間に僕は設備屋さん、現場監督と配管の位置についてああだこうだ打ち合わせる。
やはり新築とは違って多少想定外のことは起こってしまうので、なんとか大きな変更にならないよう、
皆で知恵を出し合ったり、計算してみたり、とにかくああだこうだと話をしながら進めていく。
・
そうこうしていると現場には今後使う材料がどんどん運び込まれてくる。
・
これは間柱。
・
・
これは1階床下の断熱材。けっこいう分厚い。
・
・
配管なども大体まとまったころに、床の水平を測り終えた大工さんから思いのほか傾きがあったと衝撃の告白。
・
既存の床下構造を使うことができれば、と考えていたのだが、それらの高さを調整して対応できる傾きではなく、また今後のことを考えると傾く恐れもないので、やり替え、という結論に至る。