鉄骨ビルリノベーション 大阪市生野区福祉施設・仕上げ材 2015.07.27

最近気が付いたら月末だったり年末だったりすることが多くなってきた。
生野区の福祉施設の現場は坦々と進んでいる。枠回り詳細図面は先日工務店の監督さんに渡したので、大方の図面作業はひとまず終わった。





これでとりあえずあとは現場監理のみかというとそういうわけにもいかなくて、改めて仕上げ材などを選んでいく。当然実施設計段階で仕上げ材は決めているのだけれども、それでも色や柄などはまだ未確定なことが多いし、現場の仕上がり具合で仕上げ材を変更することもある。



小さな施設ではあるが、天井材、壁材、床材、建具材、水回りの壁・床材、タイル・・と、まあそこそこ決めなければならない。僕の場合はある程度選択してから、クライアントに確認していただいて決めていくのだが、当然、こっちが良い、いやこっちが良い・・という話になる。

今回は、天井や壁は珪藻土を吹き付けたクロス。床は無垢のフローリングを選択している。福祉施設ということでシート系のものの方がメンテナンス上は良いのかもしれないが、家庭的な雰囲気ややはり足触りの良さから、楢の無垢のフローリングにしている。今回は床暖房も設置しているので、75mmとちょっと幅が狭いフローリングだが、まあ十分ではある。



壁は珪藻土クロスで建具はシナベニヤ。フローリングと合わせるとこんな感じになる。



トイレや洗面所などはやはりシート系のものが良いので、いくつかサンプルを選んでみた。
衛生機器やら壁材との関係でこれかな・・という色はある程度絞っているのだけれども、最終的にはクライアントと確認していく。



塩ビシートは継ぎ目なしで施工できるので、水回りの拭き掃除などは楽なはず。また、コストパフォーマンスにも優れている。難点はビニール特有の臭いで、以前クライアントにサンプルを見てもらった時も「病院みたいな匂いがする」と言われてしまった。そこはこちらも気になるところなので、住宅の水回りでは天然樹脂を使ったリノリュームを使うことが多い。



リノリュームは松脂などの天然樹脂に木の粉を混ぜてシート状にしたもの。こちらも継ぎ目なしで施工できるのだが、塩ビシートに比べると価格がやや高い。今回は水回りの面積もそこそこあるので、コスト削減ということで塩ビシートの採用となった。

あとはキッチンまわりの壁材や洗面所のタイルなど。
なんか全体的に写真が黄色っぽいですが、どちらも白・ベージュ系です。





今回は福祉施設ということで、住宅用の仕上げ材とは違うものを選んだりすることが多かった。
特に塩ビシートは今まであまり使うことがなかった材料だったのだけれども、木目調とかカーペット調など、とにかくフェイクの技術がすごい。
住宅で使うのはちょっとしんどいけれども、なかなか面白い発見があった。

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