先日京都府八幡市にある松花堂庭園・美術館に行ってきた。
「松花堂」というのは松花堂弁当の松花堂。発祥の地らしいのなんのかんの。
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広々とした庭園の中に茶室が3つ4つ配され、そこでお茶もできる。この日は快晴で桜も満開・新緑もまぶしく、まことにもうしぶんない。んだけれども着いたと思ったらあっという間に出て行くことに。ろくに見ていないし、両手に大きな荷物を担いでいたから写真を1枚も撮っていない。人も少なくてすごく良いところなのでゆっくりまた来よう、とつくづく思う。
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その流れでK氏のアトリエへ向かう。
けっこう久しぶり。壁面には絵画作品が、床には陶器の作品、花などが飾られていた。
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元々静かな住宅地なのだけれども、中に入るといっそう、しん、としている。竣工して1年半。大人しか住んでいないということもあるのだが、室内は清潔に保たれいていて、空気はなんとなく乾いているような感じ。
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空気が乾いているというのはこの日が快晴でとても暖かかったということもあるのだけれども、床の杉板や壁と天井に張った合板の乾ききった匂いが、影響しているような気がなんとなく、した。
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そろりと居間に足を踏み入れると、静かに乾いた空気とトップライトの高揚感がまぜこぜになってなかなか心地よいな、と思うのでした。