一昨日は朝から2kwgalleryの現場へ。
垂木も流し終わって野地板も葺けて、屋根の形もはっきりしてきた。屋根自体は単純な片流れなのだけれども、庇を斜めにカットしているので外壁と絡む部分の納まりだとか破風と屋根唐草の納まりだとか、ちょっとした難問がいくつかある。トップライトの開口位置もここからだとサッシ枠が見えるの見えないのといろいろ注文を付けて調整していただきました。
そういうわけでとりあえず屋上に上って見るとこんな感じ。なかなか良い眺めです。琵琶湖の湖面もわりとはっきり見えました。
その後は板金屋さんと外壁や屋根の板金納まりについて打ち合わせ。今回は屋根はガルバリウムの立てハゼ葺き、外壁はガルバリウムの角波板。役物をできるだけ減らしてスッキリ見せたいし雨が漏ったりしてもいけないし天井や壁内の通気なども確保しなければならない。皆で図面を見ながら、ああでもないこうでもないと意見交換してこれが一番良いかな、というところに着地。
午後からだんだん雲行きが怪しくなって来て雨がぱらつきだしましたが、実はこの日は上棟式。
ついにこの日を迎えることができた。
クライアントのKさんに御幣にいろいろ書きこんでもらいます。その後は和やかな会食・歓談。本来ならばここで御幣を天井裏かどこかに納めるわけだけれどもまだいろいろやらなくちゃいけないことがあるのとか天井懐があんまりないのとかで、御幣は一旦事務所に持ち帰り。
なんか御利益があるかなー。とりあえず事務所は桧の香りに包まれております。