京都市・Mも模型も完成して、なんとか最終プレゼン手前までもってくることができた。なぜかここ数年は大橋眼科、光桂寺、味坂保育園、と非住宅の仕事が続いていたので、久しぶりの住宅設計である。
この計画は4人家族のための専用住宅なのだが、敷地に高低差があって地下駐車場扱いにしたり、京都市特有の高さや形体・意匠の制限があったり、建蔽率が低かったり、家族構成の流動性とか地下駐車場や書斎・書庫が必要だったりと、めちゃくちゃ複雑というわけではないが、なかなか面白い課題・ポイントがあった。
また昨今、施主・設計者・施工者を悩ませている工事費用の上昇という難問にどのように対応するか、というのも重要なポイントの一つになっている。