2021年最後の現場 2021.12.28

今日は朝9時に現場に集合ということで、7時前に家を出て、出町柳から淀屋橋、北加賀屋、と乗り継いで9時前に現場に向かう。通勤時間ということもあるんだけれども京阪線も御堂筋線も結構混んでいて、やっぱりみんな年末まで働いているんだなーと思いながら到着。

先日棟上げが終わったばかりではあるが、屋根の防水下地は終わらせて年を越したい、と大工さんは言っていたので、どれぐらい進んだのかなと思っていたが、思いのほか進んでいた。

今回は木造準耐火構造ということで、外壁下地に耐力面材も兼ねた構造用合板を張っているわけだが、その作業もほぼ終了。養生シートもまだなので、外観のボリュームがはっきり見て取ることができた。

外観は全体的に低く抑えているが、天井をまだ張っていないということもあるのだけれどもやはり住宅のスケールよりずいぶんと容積が大きい。1階部分だけで80坪ほどあるし、間仕切り壁もまだ途中でほぼワンルームの状態なので、広い。

現場を一通り見て、大工さん・現場監督と軒天やら鼻隠しやらサッシやら外壁やらの打ち合わせを行い、次は工務店の事務所にて現場監督と打合せ。3時ごろに工務店の事務所を出て、また京阪電車に乗って事務所に到着。なかなか朝から濃い1日になった。

というわけで2021年も終わろうとしている。2021年はこのO眼科・福岡の庫裏計画と、非住宅の大きな仕事が舞い込んできた。規模が大きいと様々な業種の人が計画に携わるので、今年はたくさんの新しい出会いがあった。当たり前ではあるのだけれども、建築というものはクライアント含め大勢の人の協力・協働で成り立っているのだなと改めて認識することができた。