兵庫県に建つ住宅「兵庫・S」の1年点検に行ってきた。
クライアントに引き渡す前にいくら細かくチェックしても住んで見ないと分からないことは多いし、1年住めば様々な問題がおきてくる。
工事中は週に1回は現場に行っていたのだが、ちょっと遠方ということもあって引渡し後この家に立ち寄ることはなかった。
実際に生活しているのを見るのはこの日が初めて。京都駅からJRに乗って西へと進む。
最寄の駅まで工務店の人に迎えに来てもらい現地へ。ほぼ1年ぶりだがあんまり変わっていない。
揖保川に新しい橋が出来ていた。
小さいお子さんがいるので、どうなっているかと思っていたが、(片付けたんですよ、と言ってはいたがそれでも)すごくきれいに、上手いこと住んでいた。
住み心地はと聞くと大きな吹き抜けがあるものの冬はそんなに寒くなかったらしいし、夏も設計当初からある居間と食堂の2台のエアコンで乗り切ったとのことだった。階段は思惑通り子供たちの遊び場となっているらしい。
細かいキズなどのチェックや建具の反りなどを見ながら思いもよらない使用法などを聞き、「そんな使い方もあるんだなー。」などと感心する。
一通り見てその場を辞する。
意外に早くすんだので浄土寺に向かう。
加古川から乗り換え、小野へ。そこから歩いて、歩いて、やっとこさ浄土寺に着く。
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季節外れの平日のお昼過ぎなのでさすがに誰もいない。貸切である。
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八幡神社拝殿、本殿、薬師堂、開山堂、鐘楼、裏山をうろうろした後、浄土堂内にて数時間過ごす。
重源やるなーと思いつつ歩くと小野まであっという間であった。
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