福岡・寺院 庫裏計画・ラフ 2020.10.16

10月も半ばを過ぎるとさすがに朝晩ヒンヤリとしてきた。

福岡の庫裏計画は来週は施設・設備などのハード面の意見交換会が開催される予定で、門徒さんからの要望がまとまるにはもう少し時間が必要だ。

それまでは法規のチェックやら敷地の状況把握やら何やらやっているわけだが、一応全体のボリュームはだんだん固まってきているので、何とはなしにラフも起こしていってみる。

敷地内には本堂はもちろん、既存建物があるのでそれらの関係を整理しなければならない。だが一番気になるのは既存樹木との位置関係だ。敷地内には立派なクスノキやカシの木が生えている。おそらく50年以上その場所にいる命なので、何とか残してみたいのだが、敷地が制限されることになる。

まあ実際ハード面の提案が出ないと細かいところは詰めようがないのだが、細かい要望が確定していない今だからこそ、自由にエスキースができる、という考え方もある。