幼さという戦略 「かわいい」と成熟の物語作法 (朝日選書) 2015.09.30

『幼さという戦略 「かわいい」と成熟の物語作法』という本が朝日新聞出版から10月9日に出版されます。
著者は阿部公彦さんです。



本の内容は、

「幼さ」のあふれる現代の日本。漫画のキャラクターから生活小物に至るまで、目につくのは無害で安心感の漂う幼さ、弱さ、かわいさばかり。消費文化の中心は善良な弱者たる個人の欲望で、人々は「幼さ」を社会構造の中で強要されてきたと言える。成熟して「大人」になるというライフサイクルは揺らぎ、大人も老人も生涯を通じ「幼さ」を演ずる。しかし、そんな「幼さ」が自ら声を持って語るとき、独特の魔力をたたえた不思議な磁場が生まれることがある。・・云々。(amazonのサイトから拝借)

で、なんでこの本の宣伝をしているかというと、表紙の絵が僕の祖母の塔本シスコの作品なのですね。

塔本シスコのサイト

作品タイトルは「野のしょうぶとつばめ」、1985年制作の油彩画です。元絵はこれ。



撮影者や撮影機材が違うので色がずいぶん違いますが、表紙画像の方が実物に忠実かもしれません。
いつかまた展示する機会もあると思いますので、その時に確かめてみてください。

10月9日に発売です。書店に急げ!(amazonとかでも買えますけどね)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です