今日は「西山高原アトリエ村」というところで住宅改修工事の話しがあったので、午後から西へ向かって、山道を登って、現地調査に行ってきた。
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ここは「アトリエ村」という名の示す通り、絵や彫刻や陶芸などを制作する作家たちが100戸ほど集まって暮らしている。
なので普通の住宅地と違って、多くの家にアトリエが併設されているわけだけれども、鉄骨スレート造の大きなアトリエが目立つので工場街に迷い込んだような気がするものの、街が山の頂にあるのでなんだか見慣れない景色になっている。また雑然としたアトリエ群は学生時代に戻ったような懐かしい感じもする。
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要望を確認して、一通り見て回って、4時をまわって空気がヒンヤリしてきたところでまた山道を下って下界へ戻る。
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今回の物件は築30年ほどの木造住宅で、築30年なりの風合いもあり、また傷みもあった。
ここのところ集中して時間がたった家屋を見て回ることがあったのだけれども、家もこのようにして年を取っていくのだな、となんだかしみじみと思ってしまった。