来月18日から京都市中京区のギャルリー宮脇にて開催される「塔本シスコ七回忌展」に向けて出展作品の選考作業をしているのですが、たくさんの作品を引っ張り出してみると今まで見たことのなかった作品がでてきて楽しませてくれます。
この作品はそのうちの1枚。シスコの故郷、熊本にある花岡山の情景を描いたものです。
シスコ88才、2001年の作品です。
花岡山の山頂にある仏舎利塔が光輝いていて、その下には赤と白の椿が咲き乱れています。
この椿は花岡山の近くで咲いていたのでしょうか、それともシスコのまわり(住んでいた大阪)で咲いていた椿と花岡山の情景を重ねたのでしょうか。
なんとよく見ると椿の真ん中が顔になっています。
これはきっと椿の精。それにしてもかわいらしい顔をしています。
塔本シスコ七回忌展
2011年2月18日(金)~3月20日(日)PM1:00~PM7:00月曜日休廊
僕の祖母、芸術家・塔本シスコのホームページです。
塔本シスコ公式ホームページ