福岡・寺院 庫裏計画 模型 2021.02.05

先月末建設委員会があってプレゼンをして、次の門徒さんへの説明会のスケジュールが決まった建設委員会で提出した模型はやや作りが荒かったので、説明会用にもう一度作り直し。

駐車場から緩やかに傾斜した広場を通って新庫裏の玄関へ向かう。傾斜は20m進んで1m上昇する勾配なので、お年寄りや車いす利用者にも使いやすいはずだ。

この広場は庫裏への動線としてはもちろん、車も着けることができるので、葬儀の際や重量物を搬入するなど、有効に利用できる。また傾斜が緩やかなのでイベントなどでも活用できる。

元々の庫裏は本堂の面より前に出ていたので、本堂があることが分かりにくかった。「お寺だったんですね」などと言われることもあったらしい。

今回の計画では新庫裏をセットバックさせ、本堂がはっきり見えるようになった。セットバックさせた分は上述の通りスロープ広場となり、内部から本堂までバリアフリーで行き来することが可能となった。

この日は晴天で小春日和。事務所の屋上に模型を運んで朝と午後撮影してみた。実際の方位に合わせてみるとどのように光が入るのかよくわかる。

まだまだ検討する箇所は多々あるものの、ひとまずこれで次回の説明会を行う。