福岡・庫裏ラフ ロンドンナショナルギャラリー展 2020.11.16

今日は朝から暖かい晴天。休みのうちに考えていたことを庫裏のラフに落とし込んでみる。まあ大体収まったかな、というところで、昼からロンドンナショナルギャラリー展を見るため、大阪中之島の国立国際美術館へ向かう。

コロナも第3波らしいし平日の昼だし空いているかなと思っていったら密というほどでもないけれども、割と混んでいた。ルネサンス期の作品から始まって、最後のゴッホのひまわりまで、素晴らしい作品ばかり。美術の教科書をおさらいしているような気分だが、思っていたよりも作品が小さかったり、1mぐらいまでしか作品に近づけなかったりと、細部が分からんなーと思っていたら皆さん小さな望遠鏡を持って鑑賞している。なるほど。

最後の展示室はゴッホのひまわり1点だけが展示してあった。最近、目玉作品を最後の部屋に1点展示する手法をよく見るような気がする。コロナとかじゃなかったら、この部屋はおそらく大勢の人であふれかえっていたことであろう。

じっくり見てみたかったのだが、人が増えてきたので一旦最後まで見て、もう一度順路を逆に見て終了。西洋絵画の変遷が良く分かった。最後の部屋を出ると今回の展覧会のグッズが販売されている部屋になっている。画集やら絵葉書やら、よく見る展覧会グッズに紛れて、なぜかすみっコぐらしのハンカチが置いてあった。今流行りのキメツノなんたらではなかったのだが、一体なぜ・・?と思っていたら、初老の男性がそのハンカチを購入していた。

外に出ると新中之島美術館の工事もけっこう進んでいた。

黒い外壁は最近よく見るリン酸処理の鋼板とかではなくって、プレキャストの洗い出し板のように見えた。多分洗い出しだと思うんだけれども、ああこういう時に望遠鏡持ってたら良かったなあと思っていたら、屋根の上から人がスルスルと降りてきた。

外壁に垂れたモルタルの白華かなにかをクリーニングしているみたい。パネルの接続の時にモルタルが流れたのか、または養生が外れて雨に当たって出てきたのか分からないけれども、命綱1本にぶら下がって、白華下部分をハケで擦って白華を落としている。作業をしているのは洗い屋さんなのか、外壁屋さんなのか、左官屋さんなのか、鳶職さんなのか、こういう高所作業に特化した職人さんなのか、わからないけれども、とにかくすごい。本当に命がけだ。屋根の上でから1人、地上に2人、作業する職人さんをじっと見つめていた。

建築というものは大勢の人が命がけで作っているものなのだ。