今回使用した外壁はガルスパンというガルバリウム鋼板サイディングである。左官壁仕上げなどの湿式工法に対して乾式工法のため工事期間をかなり短くすることが可能である。この仕上げは今やローコスト住宅の定番となっている。
安っぽいとの意見もあり、人によって好みはあるが、ハウスメーカーの住宅でもこの素材がアクセントとして使われているぐらい、安価で高性能の仕上げ材として市民権を得たものとなっている。
今回の仕上げ材の選択理由も同様であるし、小さな住宅ではあるが古い町並みに対してのささやかな自己主張でもある。