先月末に福岡県光桂寺の引き渡しは終えたものの、内外部とも結構な残工事が残っていたし、保育園の工事も続いているので週に2日は現場で過ごしているのだけれども、ようやく光桂寺の内部工事が終了した。
ここは正面玄関入ってすぐの「接待所」と呼ばれる部屋で、エントランスホールである。来客は隣接する寺務所の寺族の方々とやり取りをしたり、円形のテーブル、ベンチがあるので、靴を脱いでもらってくつろいでもらったり、法事、法要の前後に腰掛けてでお茶を飲んだりしてもらう。
また大きな本棚と階段状の床があるので、腰かけて読書をしたり、ちょっとしたイベントなども行えるよう計画している。
円錐形の天井にはトップライトを設けていて、昼間は照明がなくとも割と明るい。円錐部分は本堂へ至るスロープに貫入いていて、本堂の行き来の際はこの円錐をくぐっていくことになる。
ホールにお内仏も設置され、納まるべきものが収まったが、まだまだ引っ越し荷物の片づけ中。
既存建物の解体も始まって、これが終わると駐車場の整備工事を行い、それが終わって、すべて終了となる。