タイトルに!を付けてみた。
昨年9月から長々と続けてきた例の1000万円住宅つまりは「K氏のアトリエ」の工事見積もりがついに出た。
K氏のアトリエはこちら>>>
1月の末に工務店に図面を渡し、見積もりが出たのは今月の17日なので、ひと月ちょっとかかったことになる。
この程度の規模の住宅なら3週間もあれば見積もりが出来るのだが、価格が厳しいこともあって、かなり時間をかけて検討したであろうと思える見積もりが出てきた。
さて、気になる(少なくともクライアントと僕は)金額であるが、税別1280万円。つまり当初予定の1000万円から280万円のオーバーだ。 このオーバーしている金額が多いか少ないかは個人差があるが、280万円というのは、まあ結構な金額だ。
しかしこう言っては何だが、こちらとしてはけっこういい線いったな、という感想でもある。
もちろん1000万円で納めるよう設計して来たつもりではあるが、設計の過程でその厳しさはひしひしと感じた。
最初の見積もりで999万円、ばんざーい、なんていう結末の可能性はとても低いというのはわかっていた。
あくまでこの見積もりは第1回の見積もりであって、これをたたき台に設計と金額を詰めていくわけである。
今回の見積り額が1500万円ぐらいだと、そもそもの計画が間違っていた、ということになるが、1280万円ならば計画の概要を変える必要はあまりなさそうである。
と、いうわけでこれから見積もりを詰めていく。
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各項目の材料、金額、数量をチェックし、それらが設計通りで金額も妥当であれば、それは高い設計をした、ということである。そういう部分は品質を保ちつつ、安価な代替案を検討することになる。
オーバーしている金額の中には、工務店が気を利かして(いくらローコストだからってこれぐらいはしといたほうが良いのでは?)設計に入っていない項目を上げてくることもある。
それを削るか否かもまた検討。
このようにしてなんとか予算に納めるようチクチクやっていく。
しかし今回の見積もりを見ると、1500万円で十分建つな・・と思う。(建築工事費のみ、ですよ)
※今回、金額などはクライアントの了承を得て記入しています。
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