今日は朝から大津の2kwgalleryの現場へ。ここ数日はさすがに暖かくなって来たので、現場監理も楽でよろしい。現場に着くとあらかた外壁下地の面材は張り終わっていて、アルミサッシも取り付けられていた。
ここからどんどん内装の仕上げも始まって柱や梁は見えなくなっていくわけだけれども、現在の柱・梁の軸組が現しになっている状態は陰影や深さや線の強さがあって、何とも言えない緊張感や美しさがある。
今回、最終的にはほとんどの柱や梁が見えなくなってしまうわけだけれども、こういった緊張感や美しさが残れば良いな、と思っている。
1階では大工さんが木製建具枠の加工、2階ではもう一人の大工さんがベランダの床下地の加工、3階屋上ではテラスのFRP防水の作業が行われていた。
この屋上テラスはL字の形になっていて、東に進むにつれ手すり壁は高く上がっていく。テラスの床も水勾配の都合で東側に向かって少しづつ上昇していくので、丘を上っているような感覚とは言わないまでも、なんだかちょっと不思議な登攀感がある。
佳境やなーと思いつつ現場を後にして上栄町駅で電車を待っていると、知り合いにばったり遭遇。
これは結構レアな体験やなーと思いながら事務所へ。週末のプレゼンに向けて、岩倉の家をまとめなければ。