南丹市 リノベーション 画家のアトリエ・スタディ 2019.9.11

先週末は南丹市の画家のアトリエのクライアント夫妻と打ち合わせ。

 

ご夫妻とも芸術家なので、3人でスケッチを描き交わしながらあれやこれやと話をして、ああそういうことだったのか、それではこうしては・・となかなか実り多き打ち合わせとなった。

 

というわけで、いつもと同じくトレーシングペーパーにスタディしながら進めていく。

 

 

 

まずは既存の構造体、耐力壁などのバランスを確認してから新しいプランを重ね合わせて、壁を取るの取らないの、ひとまず当たりを付けていく。25坪ほどの大きさなので各要素をコンパクトにまとめないといけないのでなかなか苦労する部分もあったが、なんとかかんとか一筋の光が見えた。

 

ような気が。

 

今月7日から大津の2kwgalleryで開催されている「THE EMBODIED  MIND」展のオープニングトークがアップされています。

 

 

なかなか盛り上がっております。知っている方もチラホラいたりしても、なんだか愉快。

 

自分の設計した建築がたくさんの人でにぎわうというのは設計者としてほっとするというか、とてもありがたい。もちろん個人の住宅を設計するのも面白いんだけれども、前に設計した秋元眼科クリニックや、生野区の福祉施設コスモスなど、不特定多数の人が出入り・利用する建築物の設計はまたちょっと違った面白さや発見がある。

 

今回の画家のアトリエは、家族4人の住居でもあるが、アトリエでもあり、絵画教室でもあり、アーティスト・イン・レジデンスのように海外からの作家を呼んだりするような使い方も考えている。

 

25坪ほどの小さな建築物であるが、とてつもなく大きな広がりのある建築にしなければならない。

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