昨日矩計図のスタディを続けていて今ひとつピンとこなかった屋根構造を模型にてスタディしてみる。
中央の高屋根の部分の構造を中心に検討しながら進める。
この建物の屋根は高屋根の東西に片流れ屋根が寄りかかっている、という構成となっている。
中央の高屋根は偏っているが四角錐で、頂部がトップライトとして開放されている。
トップライトが据えられるフレームに隅木が載ることになるのだが、フレームの外壁側の一辺は壁なので問題は無いが、内側の一辺は片持ちの状態で隅木を受けることになる。
束で受けて隅木を安定させればよいのだが、中から見たとき天井の連続感が途切れてしまうのでそれは出来ない。
どうしようかと考えていると、内側の辺を支えるフレームを入れてはと思いつく。
で、作ってみると検討の余地はあるもののまあ悪くない。後いくつかスタディしてみて図面に戻る。
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